四十肩・五十肩

俗に40肩・50肩は医学的には【肩関節周囲炎】と言い、症状の特徴として腕が動きずらい(上げづらい・後ろにいきづらい)肩を回しづらいというものです。

これにさらに痛みの状態によって急性期・慢性期と2つの期間に分けられます。

 

急性期は特に前触れなどなく肩周辺から指先まで痛みやしびれを感じるようになります。

ただこの状態は数日~数週間で終わるので、「何か変だったな」という意識のみ終わることが多いです。

 

そのあとに入る慢性期において先ほど書いた「肩を動かしづらい」という一般的な40肩・50肩の特徴が出てきます。

 

原因としてははっきりとはしていませんが、腕周りの筋肉のハリから肩甲骨が引っ張られ他状態、いわゆる【巻き込み肩】から来ていることが多く感じます。

 

現代生活において肩甲骨というものはもはや動かす必要がほとんどないところです。

また、腕はその動きの特性上内側にねじれることがほとんどです。

この状態が慢性化すれば肩甲骨は固まり、肩の動きはほとんど肩関節のみでおこなうことになります。

そうすると肩の可動域を超える動きをしようとするとそれをサポートする肩甲骨の動きが弱いために痛みが出てくるように感じます。

 

極端にまとめると【慢性化した肩こり】なのです。

 

簡単なセルフケア

基本的には肩こりのセルフケアと変わりません。

腕まわりをほぐしつつ肩の後ろ回しで巻き込み肩をケアしていきます。

また、通常の肩こり以上に大切なのは手首の可動になります。

特に念入りに手首を動かす肘の筋肉をほぐしてください。

 

ストレッチの一例です



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